今回の期末試験で中学2年生の数学は何点でしたか。

皆さんこんばんは。

それにしても今日の雷は凄かったですね。

ゴロゴロというより大砲のような

ズトーンという余り聞かない音でした。

さて和中に続き五中も本日で期末試験が終わりました。

今回は特に中2生に力を入れてもらいたいこともあり

得点によっては賞品がまっています。

ところで何故この時期おじさんは中2生に得点をあげてほしかったのでしょうか。

それは別に気分や気前が突然良くなったのでは勿論ありません。

この時期が中2生にはとても大事だからです。

おじさんが何回も言っている「県立入試の70%は中学1.2年の範囲から出題される」

という話を思い出してください。特に「数学」の今回の出題範囲

「式の計算」「式の利用」「連立方程式」がだいたいわかるくらいで

終わりにしてしまうとこのあと中3の数学はまさに「ちんぷんかんぷん」になります。

具体的に次の問題を間違えた人はいませんでしたか?

ここでは敢えて連立方程式以前の「式の計算」「式の利用」の中でも1の基本問題と2のよく出される問題です。

まずはやってみましょう。

1. (5x-7y)-(3x-4y)

2. 3つの続いた整数の和は、3の倍数になります。このことを、もっとも小さい整数をnとして説 明しなさい。

1の解答は5x-7y-3x+4y=2x-3y ※これを5x-7y-3x-4y=2x-11yとなってしまった人はかっこのはずし方がわからなかったのだと思います。

2の解答は3つの続いた整数のうち、もっとも小さい整数をnとすると、3つの続いた整数はn,n+1,n+2と表される。このとき、それらの和はn+(n+1)+(n+2)=3n+3=3(n+1)  n+1は整数だから、3(n+1)は3の倍数である。つまり3つの続いた整数の和は3の倍数である。

ここで1がわからなかった生徒さん少なかったと思います。これは括弧のはずし方がわかればよい問題ですね。またこれとは違いますが-6-7を1または-1と計算する生徒さんはいますか?いないと思いますが結構正負の勉強を誤って勉強した人はこのようにしてしまいます。正解は-13ですね。

次に2番目の問題ですがこれは式の利用では頻出問題です。これももっとも小さい整数をnとするとと書いてくれているわけですから証明しやすい問題です。できなかった人もあとで解答を見れば「なーんだ」と思うかもしれません。BUT試験のとき緊張の中果たして気は解けたかな。①まずこれを解く前からこれは無理と感じてしまう人が結構います。どうしてかと言うと問題を読んで何を言っているのかわからないという人が多いのです。➁一番小さい整数をnと仮定されていることで何でだと思いもうとく意識がない人です。

この問題は今後色々出てくる「文章題」「証明」の入り口としては重要な問題なのですね。

さあ。賢い君は解ったと思います。

①入試で一番でる中2生の内容が今この時期にわからない人は中1に戻りましょう。

➁文章題は数学だけできてもダメです。まず何を質問しているのかわからなければ解けません。そのためには1.国語の文章題もやること2.数学の文章題の類題を何回もやることです。そして逆に一番やってはいけないことは正負の記号の見忘れ、付け忘れなどの凡ミスです。

この段階でわからない人が県立に行きたければこの夏の時間を使ってせめて中1の「数学」「英語」「国語文章読解」復習が必要です。「今が最後のチャンス」と言って良いのかも知れませんね。このままにしておくと2学期の授業もわからないつまらない定期テストの得点ができない。そんな中学校生活にはサヨナラしましょう。時間のある今こそゆっくり復習すると案外やさしいところでつまづいていることに気がつきます。

少しだけの時間を勉強に振り向けてもいいんじゃないかな。っと思いました。

高木

コメントは受け付けていません。