速解力検定リニューアルについて

 

 

各位

初夏のような日差しも出てくるようになりました。
さて今年度の検定は最近のお子様方の「国語読解力」の低下傾向を受け大幅に内容をリニューアルして「速読解力検定」とタイトルも変わりました。

当塾での検定期間は6月1日から6月28日となります。
速解力は全員受検となり、基礎的読解力は中学受験塾生、小学5・6年生の希望塾生と中高塾生全員が対象となります。

◆速読解力検定とは
普段の学習において、「読み解く速さ」と「正確さ」をどこまで意識して取り組んでいるでしょうか。
試験では、制限時間が設定されているときでは限られた時間で問題を正しく理解し、設問に解答しなければなりません。試験や学習だけではなく、一日の時間は限られており、どのように時間を活用するかによって、その後の成長や変化にも大きく影響します。
しかし、日常生活で「速さ」「正確さ」(処理速度)において自身の実力やそのバランス、取り組み方の課題を正しく把握することは難しいものです。
速読解力検定では、「速解力」で読み解く速さと正確さを測ることができ、「基礎的読解力」で読み解くうえでの読解技能のバランスや傾向を確認することができます。

◆基礎的読解力 追加の背景
日本の学生の読解力低下が指摘されている近年、教科書改訂や入試改革など求められる読解力も変化してきています。
鍛えた速読力をより発揮いただくためには、言葉の意味や働き、文法などを踏まえて文章の構造を正しくつかみ、内容を理解したうえで読み進めることが重要です。文章を読んでも内容が理解できない、設問の意味を正しく把握できない要因がどこにあるのかを普段の学習や試験などから見出すことは難しく、適切なアドバイスをすることも容易ではありません。
基礎的読解力の検定では、6 つに分類された読解の技能カテゴリから得意・不得意を把握することができ、またその傾向などから読解の課題を知り、今後の取り組み方を見直すことができます。
今後さらに必要とされる読解力において、この検定を役立ててください。

◆基礎的読解力の位置づけ
基礎的読解力の検定は受検推奨学年を小学高学年以上と設定しており、評価指標も速解力と同じ「速く正確に読み解く速度(読解速度)」としています。そのため、速解力(全体把握力や理解力、短期記憶力などの能力)は、実力を発揮するために重要な要素となりますので、基礎的読解力の検定に取り組む
には早いと感じられる受講者においては、まずは速解力で処理速度や能力を発揮できるようにご指導ください。両方を受検をいただくことで「速く正確に読み解く力」を高めるために必要なトレーニングや学習姿勢についてより詳しく分析できる検定と位置付けています。

それでは新しくなった速読解力検定を楽しみにしていてください。

 

東松戸学習教室
高木

 

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