小中学生の「国語」は難しい教科なのでしょうか?

今日は昨日までとうって変わって寒い雨模様です。

花粉症と植物にとっては良い日なのでしょうね。

さて少し前から子供の「国語力」低下が顕著になっています。

それもそのはずでパソコン、大画面テレビやスマホなど

活字離れは進む一方です。

最近は大学生でも読書を趣味とする人は激減しています。

ところでだから小中学生の「国語」まで得点できなくなってきているのでしょうか。

これは実はNOなのです。

よく言われている活字離れは確かに「国語力」を低下させています。

しかし受験を含めて一般的に言われる「教科としての国語」はそれとは

全く別次元のものなのだと思います。

確かに私も国語の良くできる生徒に読書は好きなのとかまんがは読むの

と尋ねるとYESという回答が多いのも事実ですが

逆に読書が好きな生徒に「教科としての国語」の得点が良いかと言えば

全部が全部そうではありません。

何故でしょう。

それは「教科としての国語」は「国語力」が乏しくてもある勉強方法で解いていくことが

出来るからなのです。

例えば文中にある傍線の指示語が指す文章はどこにあるかという問題は

たいていその傍線のすぐ前にあります。

また傍線の理由が書いてある場所を求める問題の場合はその傍線の後ろから

~のため、~ので、という文章までに存在します。

そしてこうやって答えなる部分を探す方法を覚えてあとはそれを練習していけば

得点は上がります。

実は問題を作成する側もそれを勉強してきていますから自然とそういう問題が多数を占める

のですね。

如何でしたでしょうか。

勿論読書は大切です。

小説以外の論説文や説明文が出始める小学4年生位から

「教科としての国語」でお困りの方は一度ご相談下さい。