そんなこと気にしなくていいです。皆さんが考えている頭がいい、悪いというのは実にちっぽけなことだということを、今日はお伝えしたいと思います。
皆さんに一つテストをしたいと思います。
はい、この紙に注目して覚えてください。
(円周率が10ケタ載っている紙を10秒見せる)
はい、●●さん、覚えられたところまで行ってみてください。
はい、▼▼さんはどうですか。
もっと言える人はいますか?おお、すごいですね!
今の10秒で多く言えた人は「暗記力がいい」と思います。
でも先生は見なくても10ケタ全部言えます。(といって10ケタ言って見せる)
すごいでしょ!先生は実は超能力者だったのです(笑)
という冗談は置いておいて、なんで見ないでも10ケタいえたのだと思いますか?
なぜなら皆さんが塾に来る前に、こっそり覚えたからです。5分くらいかかりました。
じゃあ私は暗記力がいいですか?それとも頭がいいですか?結果として頭がいいように見えるかもしれませんが、それは時間をかけて覚えたから、みんなに聞かれる前に自分から答えたからです。
中学校の学習における「頭がいい人」なんてこんなものです。時間をかけて、コッソリ覚えると成績が良くなるんです。成績がいい人はみんなこれが得意なだけです!
そして物事を覚えるときはそれに物凄く集中しているのです!先生が見る限り、皆さんはそこまで記憶力が悪い方だとは思いません。ただ、成績がいい人がみんなやっている「コッソリの時間」と「集中力」が足りないんだなと。塾に来て勉強している時間を有効に使っているかどうかが大切だと思います。 皆さんは、今日何個覚えて帰りますか。