2015年 小学生教科書改訂について

2015年(平成27年度) 小学生の教科書が改訂します

Point① 教科書のページが全体的に9%増加
Point② 社会情勢の変化に伴う内容が追加
Point③ 「言語・報告・討論」などの言語活動が増加

教科書改訂内容と注意事項

算 数  多くの会社で5・6年が上下合冊に変更
単元・内容:若干の順序入れ替えはあるが、単元数や学習内容で大きな変更はなし。ただし、補充内容や資料集などを巻末にまとめる教科書が増加。
ページ:東書・日文は10%以上の増加

国 語  全体的に微増。2割程度新規の作品に切り替え
単元・内容:学習内容で大きな変更はないが、古文・短歌・俳句などで、掲載学年に変更あり。さらに解釈を載せたり、資料編から本編に移すなど、より重視した扱いに変更。東書が14%の 増加。その他は微増。
ページ:東書が14%の増加。その他は微増。
話す・聞く・書く:各社とも学習の見通し・振り返り・情報の活用を意識した構成に変更。

理 科  ほとんどの会社がページ数10%以上の増加。より詳しい記述に
単元・内容:単元数の大きな増減はないが、各社とも内容の充実を図り、より詳しい丁寧な記述に改訂
ページ:ほとんどの会社で10%以上分量が増加し、啓林館では予習復習用別冊「わくわく理科プラス」(学習内容の振り替えや考察の手順を掲載)が追加

社 会  社会情勢の変化に伴う内容が新しく追加
単元・内容:単元の分割は若干見られるが、全体的に内容の大きな変化はなし。
ページ:東書が17%の増加。その他は微増。
新設:すべての教科書で尖閣諸島と竹島に関する内容を掲載。
新4年生の社会は前教科書をそのまま使用します(社会は3年生の時に4年生で使用する教科書も合わせて配布するため。したがって4年生は改訂前の教科書をそのまま使用)